私の人生ドラマになった2022年話題の韓国ドラマ「二十五、二十一」
1話から私たち視聴者を裏切らず、毎話神回を更新し続けていますよね!!
鳥肌が立つような美しく巧妙な演出と、心に残る名言の数々も見どころ…。
「二十五、二十一」の演出は間違いなく神級なのですが、言葉選びも天才でセリフの1つ1つを聞き逃したくない!と思ってしまうほど名言が次々と飛び出します。
そんな心に残しておきたい韓国ドラマ「二十五、二十一」の名言を紹介します!
名言にまつわるエピソードや私なりの考察、感想なども一緒に紹介しながら、振り返っていきたいと思います。
1話につき1つは紹介しているので、ぜひみなさんも思い出しながらお気に入りの名言を見つけてみてください!
※ネタバレ注意です!未見の方はお気をつけください!
- 1話「二十五、二十一」名言
- 2話「二十五、二十一」名言
- 3話「二十五、二十一」名言
- 4話「二十五、二十一」名言
- 5話「二十五、二十一」名言
- 6話「二十五、二十一」名言
- 7話「二十五、二十一」名言
- 8話「二十五、二十一」名言
- 「二十五、二十一」は名言の宝庫!!
1話「二十五、二十一」名言
俺もそうしたい
クラブから逃げだしたヒドとイジン。
イジンはヒドに借りを返すため、貸本屋の前で漫画「フルハウス」を渡した後のシーンからです。
イジン:夢を守ること…方法は誤ったけどその意志は正しい
俺は失ったことばかり考える
でもお前は得ることを考える
俺もそうするよ
이진 : 꿈을 지키려는 거,계획은 틀렸어도 네 의지는 옳아.
난 맨날 잃은 것에 대해서만 생각해.
근데 넌 얻을 것에 대해서 생각하더라.
나도 이제 그렇게 해 보고 싶어.
ヒドはフェンシングを続けるため、クラブに行って警察に捕まり転校することを望んでいましたが、イジンは大人としてそれは危険で間違った方法だったと教えます。
それでも、そこまでして夢を叶えようとしたヒドの意志と行動に感化されたイジン。
イジンはIMFのせいで夢もお金も家族も、一度に全てを失いました。
最後の一言“俺もそうするよ”は直訳すると“俺もそうしたい”となっていて、このニュアンスで解釈するのも私は好きです。
イジンが前向きになろうとする姿に私も感化され、“俺もそうするよ”という言葉を聞いた私も“私もそうしたい!"と心の中で思わずつぶやいてしまったほど…笑
ー追記ー
最終回まで見た視点から、「俺は失ったことばかり考える。でもお前は得ることを考える。」という言葉も重要なポイントだと思いました。
失ったことばかり考えるイジン
得ることを考えるヒド
この2人の考え方や性格の違いはこの後もよく見られ、時にプラスに時にマイナスに作用しました。
ぜひ対照的な2人の考え方にも注目しながら見てみてください!
2話「二十五、二十一」名言
完璧な2話の名シーン/イジンがヒドを好きになった瞬間?
借金取りに家を突き止められて罵倒され、「絶対に幸せにはなりません。」という言葉を口にしたイジン。
その場面を目撃していたヒドはイジンを連れ出し、夜の学校へ行きます。
水道の蛇口を上にむけて噴水みたいに水を出し、水遊びをしながら無邪気に笑うヒドとイジン。
警備員に見つかった2人は手を引きながら走って逃げ、夜のトンネルを走り抜けます。
ヒド: これから私と遊ぶ時だけこっそりと幸せになるの。
2人の時は 誰にも内緒で
少しの間 幸せになろう 2人だけの秘密よ。
희도: 앞으로 나랑 놀 때만그 아저씨들 몰래 행복해지는 거야.
둘이 있을 땐, 아무도 몰래 잠깐만 행복하자.
이건, 우리 둘만의 비밀이야.
聞いているだけでも心が苦しくなった「絶対に幸せになりません。」というイジンの一言。
絶望の真っ只中でこんな言葉をかけてくれたヒドの存在は、イジンにとって一筋の光にも思えたかもしれません。
まぶしいほど満面の笑みで見つめるヒドを見て、自然と顔が和らぐイジン。
ヒドと笑って過ごした時間だけは、悲しい現実を忘れることができただろうと思います。
イジンの表情から見ても、この2話の時点でイジンは恋に落ちたのではないかなと私は予想しています…!
それにしても、この一連の慰め方はヒドにしかできない方法ですよね!!!!
ちなみにこのシーンで流れていた曲が"中島みゆき"さんの歌声みたいだ!と一部SNSで話題となっていましたが、原曲は紫雨林さんの「二十五、二十一」という曲です。
そうです!ドラマの題名と同じ曲名で、2013年に韓国で発表された曲です。
"永遠だと思っていた 二十五歳、二十一歳"という歌詞もピッタリで、この曲にインスパイアされて出来たストーリーなのかな?と思ってしまうほど!何かしらの関連性はありそうです。
それにしても美しいシーンをさらに印象的にした、涙をさそう歌声でしたよね!
まぶしすぎる2人の姿と感情的な歌声も合わさり、自然と涙を流している自分がいました!
さらにさらに!
トンネル前でのラストカットも最高でしたよね!!!!
駆け足のせいか 心が躍るせいか 息が切れた
風が吹いて 木々がざわめいていた
夏真っ盛りだった
달려서인지 들떠서인지 아리송한 숨이 찼다.바람이 불어와 초록의 잎사귀들이 몸을 비볐다.
여름의 한가운데였다.
思わず"くぅ〜っ!"と唸りたくなる、小説や詩のような縦書きの文字が出る演出。
ヒド(キム・テリ)の語り声もさすがのもので、「二十五、二十一」の世界観にさらに引き込まれる瞬間でした!
3話「二十五、二十一」名言
チ・スンワンになりたい!
スンワンと一緒に昼食を食べることになったヒドは、そこでスンワンが全校1位であることを知ります。
自慢することのないスンワンの淡々とした態度に、「すごいことを簡単に言うね」と誉めたヒドに対してスンワンが言った名言。
スンワン:すごいことじゃないからヒド:じゃあ何がすごいの?
スンワン:さあね でもいつかやるつもり。
本当に面白くてすごいことを。
ヒド:ワクワクする。
スンワン:自分でも楽しみなの。
진짜 대단한 건 아직 시작도 안 했어.진짜 대단한 게 뭔데.
모르지 근데 그게 뭐든 난 대단한 걸 할거야.
진짜 재밌고 진짜 위대한거.
기대된다.
나도 기대 돼 내가 뭘할지.
チ・スンワン…かっこよすぎる…!
自分に自信がないとこの言葉はなかなか言えませんよね!
私もスンワンのようなマインドで生きたい!と憧れてしまいました。
自分を信じる強い心を持っている聡明な彼女は、きっと大物になりますよ!!!
”7組のイケメン“って心もイケメン…!
もう1つ、ジウンの名言を紹介します。
授業中に教科書を持ってきておらず、罰として廊下に出ることになったユリム。
ユリムのことが好きなジウンは自分の持っていた教科書をヒドに渡し、一緒に廊下で罰を受けることにします。
ユリム:教科書を忘れたの?
ジウン:重要なことは教科書ではなく廊下にある
유림 : 근데 넌 왜 교과서가 없어?지웅 : 진짜 중요한 건 교과서에 없어, 복도에 있지.
これも名言じゃないですか??!!
"7組のイケメン"ジウンって顔だけでなく心もイケメンですよね!
少しキザな?言葉にも聞こえますが、それもなんかカワイイ…
罰を受けている廊下が2人だけのロマンチックな世界になっていて、とても微笑ましいシーンでした。
ユリムの足首を気づかう姿も良かったですよね!
ジウンは高校生なのに言動や行動も“粋”で、同時期に見ている他のドラマ(気象庁、39歳)の登場人物と比べても良い男すぎます…!ペク・イジンも然り!(すみません気象庁のハン・ギジュンなどなど…笑)
4話「二十五、二十一」名言
悲劇と喜劇
イジンは就職面接に落ちてしまい、そのうえ知り合いから情けをかけられて傷心し、ほろ酔い気味で家の玄関の前に座っている。
そこにヒドが通りかかり、2人で玄関前に座って話すシーン。
イジン:全ての悲劇は遠くから見たら面白いよな。ヒド:だから遠くから見るように生きるの。
あなたの夢だった宇宙から物事を見よう。
イジン:俺は隣で見たい。
すぐ隣で見てもお前は面白い。
…
ヒド:でも私たちが歩いていく未来には笑顔があふれてるといいな。
모든 비극은 옆에서 보면 희극이랬어.그러니까 멀리서 보는 것 처럼 살아야 한다고.
심지어 네 꿈은 우주였잖아.
우주에서 보는 것처럼 살자.
난 그냥 옆에서 볼래.
넌 옆에서봐도 희극이거든.
…
그래도 너랑 내 앞에 놓인 길엔
희극이 더 많았으면 좋겠다.
このセリフ巧妙すぎる!!!!
日本語訳だと分かりやすく翻訳されていますが、韓国語だと비극(悲劇)と희극(喜劇)という言葉が巧みに使われています。
悲劇と喜劇という単語にハイライトをしてみましたが、対応する日本語訳では喜劇の部分を"面白い"や"笑顔"と変えて訳していますね。
これはチャーリー・チャップリンの名言「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」にかけたものでしょう。
ちなみに喜劇という単語にそのまま変えて直訳してみると、"全ての悲劇は遠くから見たら喜劇だ"、"お前はすぐ隣で見ても喜劇だ"、"未来には喜劇が多ければいいな。"というような感じです。
IMFをきっかけに、まさに“悲劇”に何度も見舞われたイジン。
イジンにとってヒドは「悲劇」を「喜劇」に変えてくれる大きな存在であることが分かります。
すでに2話の噴水のシーンでもヒドは、イジンの悲劇(つらい出来事)を喜劇(笑顔、楽しい思い出)に変えてくれましたね。
そしてイジンの「俺は隣で見たい。」という一言!
サラッと愛の告白のような言葉を発するイジンに、ドキッとした方もいるのではないでしょうか?
そんなイジンの名言をもう1つ紹介します!
イジンの期待
イジンがヒドが1人でフェンシングの夜練をする体育館を訪れる。
ヒドの提案でイジンはフェンシングのウェアを着てみます。
「弱るとお前に会いたくなる」とイジンが言うと、静寂が2人を包み、体育館の電気が突然消える。
真っ暗な中でイジンはフェンシングの剣先を自身に刺し、グリーンライトを点灯させます。
先行試合に出る選手の中で誰よりも負けた経験がある。
その経験で階段を積み上げてきた。
想像して。
お前の階段が一番高い。
ゆっくりと上って
欲しいものを手に入れろ。
너는 평가전에 나온 선수중에 가장 많이 져 본 선수야.
진 경험으로 그동안 계단을 쌓아올린거야.
생각해 봐.
이제 니 계단이 제일 높다.
천천히 올라가서 원하는 걸 가져
グリーンライトが消え、また2度目のグリーンライトが点灯する。
今度はヒドがイジンの体を刺す。
ヒド:なぜ私の応援を?母親も応援しないのに
イジン:期待させるから。だから欲がでる。
이진:기대하게 만들어서.그래서 자꾸 욕심이 나.
静寂につつまれた2人の声だけが響く体育館と、暗闇の中で光るグリーンライト。
少し緊張感のある絶妙な空気が流れていて、息をするのを忘れてしまいそうになるほど美しいシーンでしたよね!
「誰よりも負けた経験がある。その経験で階段を積み上げてきた。」
負けた経験をプラスにとらえられるようなイジンの名言は、ヒドだけでなく今なにかを頑張っている方全員の胸に届いたのではないでしょうか?
私も自信がない時に思い出したい大切な言葉の1つになりました。
そして後半の言葉について。
イジンは同じく4話の冒頭、就職の面接で"期待するのがいやだから、変わらないと信じているものは重力だけ"と答えていました。
そんなイジンが、成長を続けるヒドにだけは"期待"している。
悲劇の中で人生で期待することを諦めていたイジンにとって、ヒドは”期待をし欲を出して信じたくなるほどの存在“だということが明確になった瞬間でした。
いろいろあった4話のイジン語録まとめますね!
・俺は隣で見たい。
・弱るとお前に会いたくなる。
・期待させるから。だから欲がでる。
みなさん…心拍大丈夫ですか…
イジンはこの後もこのような名言をサラッと言ってきます。ご期待ください笑
5話「二十五、二十一」名言
自信がない時に力になる名言
まずはフェンシングのコーチである、ヤン・チャンミコーチの名言から!
チャンミコーチが、フェンシングの大事な試合で苦戦しているヒドにかけた一言。
ヤン・チャンミ:自信がなければ私を信じて。
あなたは負けない。
私が選んだ人だから。
양찬미: 니 자신을 못 믿겠으면 니를 선택한 내를 믿어라.
니 안 진다.
나는 원래 지는 선수 안 뽑는다.
チャンミコーチ!!!!最高!!
私も自信がない時に思い出したい大好きな名言の1つです!
直訳するとまた少し違っていて、"自分を信じられないならあなたを選んだ私を信じて/あなたは負けない/私は元々負けるような選手は選ばない"というような感じになります。
私もこのシーンを見て、自分を信じられない時は自分を信じて応援してくれる人を信じてみたいと思いました。
このチャンミコーチの断固とした姿勢とハッキリと伝えたこの言葉は、ヒドにとってどれほど心強いものだったでしょうか!
この直後のヒドの言葉を見ても、やはりコーチの言葉が大きな力になったことが分かります。
ヒド:確かに。私はまだ自信がない。
でも私を見つけてくれたあなた(コーチ)を信じる。
…私を信じるあなた(イジン)を信じる。
私はあなたたちを信じて戦う。
分かりやすくここでの”あなた“とは誰なのか明記してみました!
チャンミコーチだけでなく、自分のことを応援してくれるイジンの存在も同時に思い出して、2人の応援を力に変えていますね。
遠く離れていても心は近くに
イジンの家族につきまとう借金取りが、イジンの弟の学校にまで押しかけるようになる。
イジンは弟を守るために夜逃げすることを決意し、誰にも言わず突然姿を消してしまいます。
イジンが引っ越した先は母の暮らす港町。
慣れない日常の中でイジンは、ヒドがポケベルに残した伝言メッセージを公衆電話から何度も何度も聞き返します。
ヒド:私を応援してくれた分今度は私が応援する番ね。
どこにいてもあなたに届けてあげる
私が行くから待ってて。
네가 이유없이 나를 응원했듯이내가 너를 응원할 차례가 된 거야
네가 어디에 있든, 네가 있는 곳에
내 응원이 닿게할게
내가 가서 닿을게 그때 보자
そしてヒドが銅メダルをとったニュースを見て、久しぶりに笑顔を見せたイジンもまた、ヒドのポケベルにメッセージを残します。
イジン:会いたかった。
でも顔を見せてくれたから会えたよ。
だから今日は笑った。
보고싶었어.근데 봤어 너가 보여줘서.
그래서 오늘은 웃었어.
イジンの声を聞いて大きな涙を溜めるヒド。
ヒドもまた何度もイジンのメッセージを聞き返す。
会えないからこそ声を聞いていたくて、2人ともお互いのメッセージを何度も繰り返し聞くところがもう…(涙)
物理的には遠くにいるけれど、心は隣り合わせにいるような演出も最高でした!
お互いにタイムラグがあったり、メッセージを残すという手段をとる、ポケベルの時代だからこその演出に感動しました。
イジンの状況を察して"応援する"と言ったヒドは、"私が行くから…待ってて"という言葉のとおり、銅メダルをとってイジンにその姿を見せました。
遠くの街に逃げたイジンも、ヒドの姿をみて初めて笑うことができたと思います。
6話「二十五、二十一」名言
運命の再会以上に美しい言葉のやりとり
久しぶりにソウルを訪れたイジンは、道いっぱいに広がる人混みの中でヒドを見つけ、ヒドもまたイジンを見つける。
運命的な再会後のレストランでのシーン。
ヒド:さっき後ろ姿を見て心が締めつけられたイジン:…なぜ?
ヒド:…見逃すかと
イジン:…騒がしい中で
お前の声だけ聞こえた
ヒド:苦しまないように祈ってた
祈りが通じたかな
아까 네 뒷모습 보고 심장 떨어지는 줄 알았어.......왜?
...놓칠까 봐.
...무지 시끄러웠는데 네 목소리 밖에 안 들리더라.
너 힘들지 않게 해달라고 엄청 기도했어.
기도가 좀 통했나..?
運命的な再会のシーンも良いですが、間を取りながら胸のうちを話したこの一瞬も感動的ですよね!
改めて見ると1つ1つの言葉が美しすぎて…派手さはありませんが大好きなシーンの1つです。
これまで離れた場所にいて、それぞれに大変で辛い時を過ごしていた2人。
お互いのことを"愛"を持って支える2人の関係性がよく分かる言葉です。
日本語訳ではイジンの言葉が"お前の声だけ聞こえた"になっていますが、直訳ぎみにした"お前の声しか聞こえなかった"というニュアンスで受け取るのも私は好きです。
7話「二十五、二十一」名言
実力は階段のように上がる
7話の冒頭、現代のヒドと娘のミンチェが庭にある柵のペンキを塗るシーン。
"全然上達しないから"バレエをやめたいと言ったヒドの娘ミンチェに、母である現代のヒドが言った名言です。
現代のヒド:もしかして実力は坂のように上がると思ってる?違うわ。
坂じゃなくて階段のように上がっていくの。
こんな風にね。
そしてみんなここと、ここと、ここで諦めたくなるのよ。
この段を越えれば急成長が待ってるのを知らないの。
なぜなら、
ここが永遠に続きそうな気がするから。
중년 희도 : 넌 실력이 이렇게 비탈처럼 늘것같지.아니야, 실력은 비탈이 아니라 계단처럼 늘어.
이렇게.
그리고 사람들은 보통 여기,여기,여기에서 포기하고 싶어지지.
이 모퉁이만 돌아 나가면 엄청난 성장이 기다리고 있을 텐데 그걸 몰라.
왜? 여기가 영원할 것 같아서.
図を再現してみました。
図にしてみました!こんな感じでしたね!笑
ちなみにこの言葉は、もともとヒドが亡くなったお父さんから言われた言葉でした。
ヒド父:ヒドは褒められるのが好き?フェンシングが好き?
…
実力は坂じゃなくて階段のように上がるものだ。
一歩一歩コツコツと。分かった?
この名言はフェンシングをしているヒドのように、夢を追いかけたり勉強を頑張っている方にはとくに響いた言葉ではないでしょうか?
成長をしようとして何かを頑張っていると、上達がなかなか感じられず、先が見えないような気持ちになりますよね。
階段に例えた説明が分かりやすく、もう少し頑張ればこの階段を登れるかもしれない!と思うことができます。
また“階段”といえば!
ヒドにとって大事な存在であるお父さんは"実力は階段のように上がる"と言い、
4話でイジンは"お前の階段が1番高い"と言いました。
ここにも共通点がありますよね!!!!
ヒドにとって大切な存在であるお父さんとイジンの共通点。
ヒドがイジンに惹かれるのも納得です。
スランプに陥ってしまった時や、何かに伸び悩んでしまった時に思い出したい、勇気をもらえる言葉です!
8話「二十五、二十一」名言
あなたを手に入れる
ヒドはチャット友達の"インジョルミ"とついに直接会うことに。
待ち合わせは11時にマロニエ公園で。黄色のバラが目印です。
ですがインジョルミの正体は、かつての憧れで今のライバルであるコ・ユリムでした。
ワクワクした気持ちで待ち合わせ場所に向かうコ・ユリムに、心配だからとついてきたイジン。
しかし、遠くから黄色のバラを持って現れたのがヒドであることに同様したユリムは、イジンに黄色のバラを渡して隠れます。
そのせいで、長年心を通わせていた"インジョルミ"が、イジンだと勘違いしてしまったヒドの名言です。
ヒド:嫉妬してたんじゃなかった私に資格がないんだと怒ってたんだ
イジョルミ、いいえ、イジン
私たちはいくつもの夜を慰め合った
その相手があなたなら
私には資格がある
あなたを手に入れる
나는 널 질투한 게 아니었다.너에게 자격이 안 될 것 같아서, 화가 났던 거다.
인절미, 아니 백이진
수많은 밤을 위로했던 우리의 이야기들.
그게 너라면 나는 자격이 충분하다.
나, 널 가져야겠어!
強烈な宣言で締めくくった「二十五、二十一」の前半戦。
"あなたが好き"ではなく"あなたを手に入れる!"という言葉のチョイスが、なんともヒドらしくて最高ですよね!
ヒドは大好きな漫画「フルハウス」の読みすぎでこうなってしまったようですが…笑
韓国ドラマ史に残るような印象的な告白のセリフとも言えるのではないでしょうか!
男性側から言うことの多いようなセリフですが、これをイジンからではなくヒドから告白するところもまたいいですよね!
1話で紹介した名言から分かるように、“得ることを考えるヒド”の性格も関係あるのではないかなと私は思いました。
「二十五、二十一」は名言の宝庫!!
ここまで「二十五、二十一」前半戦の名言を紹介してきました!
私自身も韓国語の勉強もしたかったので、日本語と韓国語で紹介しています。
名言1つをとっても関連するエピソードに思い出が詰まりすぎて…愛があふれて長くなってしまうので、一度前半戦として1話から8話の名言をまとめてみました!
どのセリフも詩や小説のようにきれいなので聞いていて心地よく、心に留めておきたくなる名言ばかりです。
私は噴水のシーンと公衆電話のシーンが大好きで、なんどもあのシーンのヒドとイジンのことを思い出してしまいます。
他にも私はまだまだ韓国語の勉強を頑張っているので、実力を階段に例えた名言も時々思い出したくなると思います。
みなさんは「二十五、二十一」の中で、誰のどの名言が心に残っていますか?
ぜひお気に入りの名言を見つけてみてください!