1話から私の人生ドラマになった2022年話題の韓国ドラマ「二十五、二十一」
小説や詩のように美しい言葉選びが印象的なセリフが多く、「二十五、二十一」はまさに名言の宝庫です!
すでに前半の1話から8話の名言はこちらで紹介しています。
ストーリーの展開が進む後半戦も名言がたくさん。
そんな心に残しておきたい韓国ドラマ「二十五、二十一」の名言を紹介します!
名言にまつわるエピソードや私なりの考察、感想なども一緒に紹介しながら、振り返っていきたいと思います。
1話につき1つは紹介しているので、ぜひみなさんも思い出しながらお気に入りの名言を見つけてみてください!
※ネタバレ注意です!未見の方はお気をつけください!
- 9話「二十五、二十一」名言
- 10話「二十五、二十一」名言
- 11話「二十五、二十一」名言
- 12話「二十五、二十一」名言
- 13話「二十五、二十一」名言
- 14話「二十五、二十一」名言
- 「二十五、二十一」はセリフが天才すぎる!!
9話「二十五、二十一」名言
光合成してたチャンミコーチ
ユリムの家がトラブルに巻き込まれたことを知ったチャンミコーチが、練習後にユリムの家の軽食店で会食をしようと提案します。
つらい時は気を紛らわせるの
笑えば早く忘れられる
忘れてこそ生き返るのよ
힘들 때일수록 왁자지껄 정신을 쏙 빼 놔야 된다.
웃는 날이 있어야 잊는 날도 빨라지거든.
잊어야 또 살아 내지
校庭のベンチで寝転がって光合成してたのに、サラッと名言を言うチャンミコーチ…すてきです…一生ついていきます!!
どうにもならないつらさの中でも、笑っている時間だけはそのことを忘れられます。
“笑えば早く忘れられる”この言葉から、私はふと2話でヒドがつらい目にあったイジンを連れ出して水遊びをした噴水のシーンを思い出しました。
また、これは11話で分かることですが、ヒドのお母さんシン・ジェギョンの姿にも重なる気がします。
病気で夫を亡くしたヒドのお母さんは、仕事に没頭してつらさや悲しさを忘れながらヒドを育ててきましたよね。
きっとチャンミコーチもいろんな経験をしてきたのでしょう。
左です
次にイジンの胸キュン名セリフを紹介します!
インタビューの準備をするイジンと緊張気味のヒド。
インタビュアーのイジンが、スタッフから「彼女はどっちの顔が可愛い?」と聞かれると…
イジン:左です
왼쪽이요.
と食い気味で即答!!
多くの視聴者がイジンのこの一言に胸キュンしたはず!これぞ愛ですよね…
「どっちも可愛い」とかではなく「左です」と明確に即答したところから、ずっと前からそう思っていたんだな…と察しました。
実際にこれまでの2人のシーンも、イジンはヒドの左側にいることが多かったです。
…演出陣おそるべし!
気になる方はぜひまた改めて注目してみてください。
虹と愛
次は9話のラストシーンから紹介します。
虹を見ているイジンとヒド。
「お前はいつも俺を正しい道、いい場所へ導く」というイジンの言葉を聞いて、虹を見ながら2人の関係を"虹"と名付けたヒド。
しかし以前にヒドの家で、2人の関係は「虹ではないない」とイジンが言ったことを思い出し、ヒドは"虹ではないなら何なのか"と聞きます。
イジン:愛だ。愛だよ。
俺はお前を愛してる
"虹"は要らない
···사랑. 사랑이야.난 널 사랑하고 있어, 나희도.
무지개는, 필요 없어
"虹は要らない"!!!ムジゲヌン ピリョオプソ!!!
美しいシーンに、美しい名セリフ!
どこからこんな言葉を思いつくのか…また言葉選びのセンスが爆発しています!
イジンの真っ赤なスポーツカーに乗って一緒に雨に濡れた2人の間に虹がかかり、"虹は要らない"の言葉で虹が消えるという演出まで…
この一言も韓国ドラマ史に残る告白の名セリフではないでしょうか!!
10話「二十五、二十一」名言
理想の息子ペク・イジン
会社の同僚と会食後、久しぶりにお父さんと電話で話すイジン。
「これまで一緒懸命 働いたが失敗した」と言ったお父さんに対して、イジンがかけた言葉です。
イジン:失敗じゃない
ただの試練だよ
他の人よりも幸せすぎたから
これくらいの試練はどうってことない
실패가 아니라 그냥 시련이에요, 아빠.
남들보다 너무 행복했던 대가요.
누렸던 행복에 비해 이 정도 시련은 시시해요.
その後もこのような会話が続きました。
イジン父:お前は今も変わらず
父さんの癒やしだ
愛情深い息子で安心した
イジン:そんな人間に育ててくれて
感謝してる
どうしたらこんな優しくて素敵な子に育つの…と感動してしまいました。
とくに10話ではうるさいほど"高卒"だと言われ自分もつらい時期を過ごしているのに、"このくらいの試練はどうってことない"と言うイジン。
お父さんを責めることは決してせず、お父さんを慰め、さらには育ててくれた感謝の気持ちまで自然に伝えるなんて…。
まだイジン23歳ですよね?どこにこんな良い息子がいるのでしょうか!
感心するばかりです…
イジンの先輩なりの優しさ
次にイジンの先輩ソ・ジュンヒョクが言った名言を紹介します。
イジンがパクPDにまだ謝罪していないことを知った先輩。
「謝罪する必要がありますか?」というイジンに先輩は「必要ない」と答えますが、謝罪しなければ"パクPDとはずっと気まずいままで、関係ない人に気をつかわせることになる"と教えます。
会社員の謝罪は
皆の平和のためにするんだ
会社は個人の平和なんかに興味はないからな。
사회생활에서 사과는 모두의 평화를 위한 거지,개인 간의 화해를 위한 게 아냐.
사회는 개인의 평화에 관심이 없다.
これも先輩なりの優しさですよね。
"お前は間違っていないから謝罪なんてしなくてもいい"とただ味方することも優しさかもしれませんが、それは少し無責任になるかもしれません。
社会の理不尽さを感じても現実を見つめることを教えて、何よりも今後もイジンが長く活躍できることを願って言った一言だなと感じました。
ロマンチストジウン
次に紹介するのはジウンの名言です!
買ったばかりのユリムの携帯番号を覚えていたジウン。
ユリムはまだ自分でも覚えていない携帯番号を、すでに覚えているジウンを不思議に思います。
そんなユリムの言葉を聞いて「君のことはすぐ覚えられる」と言ったジウンの名言です。
君が科目だったらな
네가 과목이었으면 얼마나 좋을까
サラッとこんなスイートな言葉を言っちゃうジウン…かわいすぎますよね!
まさに名言!笑
勉強が苦手なジウンならではの言葉でもありますよね。
たしかに好きな人のことについては不思議とすぐに覚えられます。
ジウンのロマンチストな部分がよく分かる一言です!
さらにこの言葉の後にジウンが、
告白していい?
나 너한테 고백해도 되냐?
と先に聞いたところも私は好きでした!
強引に進めるのではなく、ユリムのことを大切に考えているというジウンの優しさと愛が感じられる一言です。
夏の主人公だったあの頃
最後は青春感あふれる大好きなシーンから!
撮影を口実に修学旅行として海にやってきたヒド、ユリム、スンワン、ジウン、そしてイジン。
5人は横に並んでビーチに座り夕日を眺めます。
ヒド:夏はタダだよ みんなで買おう
スンワン:夏を買うと?
ヒド:私たちが夏の主人公になるの
そしたらこの夏は私たちのものよ
…
スンワン:この夏は 私たちのものよ
이 여름은 공짜야! 우리가 사자!
여름을 사자고?
응! 우리가 이 여름의 주인이 되는 거야.
그럼 적어도 이 여름은, 우리 거잖아.
…
이 여름은! 우리 거다
青春時代ってなんだか無敵になった気になりますよね。
"夏だって買える、夏の主人公にもなれる"、そんなかわいらしい痛々しさに青春を感じる大好きなシーンです。一言でエモい!
それではここでお聞きください。
二十五、二十一キャストによる激エモOST「With」
「永遠」というキーワード
素敵なシーンなのでその後のヒドとイジンの会話にも注目しましょう!
ヒド:この瞬間が永遠みたいに感じる
イジン:永遠になるさ
ヒド:そう願おう
나 왜 이 순간이 영원할 것 같지?
영원할 건가 보다.
...영원하자.
最後のヒドの言葉は直訳にすると"永遠にしよう"
この会話だけでも"永遠"という単語が何度も繰り返され、強調されていることからキーワードだと感じました。
その直後の現代のシーンで、娘のミンチェが母である現代のヒトに海に行っていたことを言及すると、ヒドは“覚えていない”と言い次のように話します。
現代のヒド:永遠なんてない
全ては一瞬で終わって
消えていくものよ
でもね それも悪くないわ
"永遠なんてない" とてもインパクトが強い言葉ですよね。
さっきまで海で永遠を願っていたのに…悲しいというか何というか…
これも「永遠だと思ってた二十五、二十一」という紫雨林の歌詞につながってきます。
現代のヒドが”永遠なんてない“と思うようになった理由がなにかあるはず…!
このあとも"永遠"という単語に注目したいと思います。
11話「二十五、二十一」名言
イジンの夢
ヒドの母シン・チェギョンに、元々記者になるのが夢だったのかと聞かれたイジンが言った名言です。
イジン:夢がかなわなくても人生に失敗したわけではなく
夢がかなっても成功したとは言い切れません
僕は与えられた仕事をやり遂げたいだけです
それが今の夢です
꿈대로 살지 않는다고 실패한 인생도 아닌 거 같고,
꿈꾸는 대로 산다고 성공한 인생도 아닌 것 같습니다.
그냥 저는 지금 저한테 주어진 일을 잘 해내고 싶습니다.
그게 현재 제 꿈입니다.
人生何周目なの??と言いたくなるようなイジンの名言です。
実際にイジンはNASAで働くという夢は叶わないまま、今はスポーツ記者をしています。
一度は夢がかなわなかった現実を経験したイジンの言葉なので、なんだかとても説得力がありますね。
“頑張って”よりも”最善を尽くす“
次に5話でも出てきた名言を紹介します!
文化祭の最中に、ヒドはイジンの手を引いて放送室に向かいます。
すると放送室にはスンワンが。
ヒドのリクエストでイジンは昔読んでいたラジオの原稿を読むことに。
イジン:頑張って 君ならできる
でも本当にできるだろうか
"できる"、"頑張って"という言葉は むしろ時に厄介です
できなくても失敗していい世の中を
僕たちはまだ学んでいません
それでもできる限り 最善を尽くしてみよう
だけど願います
失敗しても立ち直れる強い心が僕たちにあることを
힘내. 할 수 있어.
그런데 과연 우린 할 수 있을까요?
할 수 있다는 말이 힘내라는 말이 오히려 힘에 부칠 때가 있습니다.
못해도 되고, 실패해도 괜찮은 세상을 우린 아직 배운 적이 없는 거 같습니다.
그래도 할 수 있는 만큼은 해봅시다.
최선은 다해봅시다. 다만 바랍니다.
실패하더라도 다시 일어설 수 있는 단단한 마음은 이미 우리의 편이길.
この言葉は5話でも出てきましたね!
イジンが放送部にいた時のカセットテープに録音されていたもので、ヒドもこれを聞いて力をもらっていました。
受験勉強に励んでいる学生の方や、ヒドのように夢や何かに打ち込んでいる人にはとくに心に響いた言葉だったのではないでしょうか?
とくに学生の方は入試で点数をとれないことや、選手ならば試合に負けるというような"失敗"は許されないというプレッシャーをかかえているはずです。
たしかに"頑張って"という言葉はさらにプレッシャーをかけてしまう場合もあります。
ですがここでは"最善を尽くす"ことを提案して、"失敗しても強い心で立ち直れる"ことを願っています。
この言葉は頑張っている人の気持ちに寄り添いながら、少し気を楽にしてくれるような言葉ではないでしょうか。
なによりもこの言葉をイジンの声で聞くから良いっ!!!!
12話「二十五、二十一」名言
イジンの隣シリーズ
珍しくヒドのしっかりとした大人な意見を聞いたイジンは、内面的な成長に驚き感心します。
そんなイジンが言った名言です。
イジン:成長する姿を
隣でずっと見ていたい
옆에서 오래 보고 싶다.
계속계속 멋있게 크는 거
またまたイジン語録です!!4話でも"俺は隣で見たい"という言葉がありましたが、こちらも隣シリーズ!笑
この言葉からもイジンの”愛“を感じますよね!
普通だったら告白やプロポーズのような言葉も、イジンはサラッと言ってしまいます。
その後にヒドの元カレがイジンを訪ねてきた時に、イジンが怒りながら言った言葉も印象的でした。
今は自分の時間よりも大切だ
一瞬でも無駄な経験はさせたくないし、
幸せな経験だけしてほしい
それは俺がさせてやれる
"何をしてるか理解してない?"
俺が知ってるから知らなくていい
근데 지금은 아니야.
난 걔 시간이 내 시간보다 아까워.
일분일초도 쓸데없는 경험들 안 하게 해 주고 싶어.
더 멋진 경험들만 하게 해 주고 싶어.
그리고 그걸, 내가 할 수 있어.
걔가 지금 자기가 뭘 하고 있는지 모른다고?
몰라도 돼. 내가 아니까.
イジンの真剣な眼差しとハッキリとした姿勢に、さらに心奪われた方も多いはず!
イジンはだれよりもヒドに対する愛が深く、ヒドをよく理解しているのが分かります。
イジンもそのことを自分自身でわかっていて、ヒドに対する愛は誰にも負けないというような自信がみえますよね。
この言葉をヒドがいない(と思っている)ところで言うところがもう…最高です…。
フェンシングをとおして人生を学ぶ
次はチャンミコーチの名言を紹介します!
ベスト8という目標を達成しても、フェンシングをやめると決意していたイェジに、チャンミコーチが言った名言。
今日を忘れないで
新しいチャンスをどう得たのか覚えてて
つらい時に思い出すのよ
どれだけ大変だったか
それを教えたかったの
これまでお疲れさま
フェンシングを通して"人生"を教えるチャンミコーチ!
ヒドやユリムのようにフェンシングが上手で続けたい子ばかりではなく、他の道に進みたい子にもフォーカスをあてる物語…最高です。
チャンミはまさに"人生"のコーチで、フェンシングのプロにならなかったとしても、何かを得て次の挑戦やこれからの人生に活かしてほしいと考えているのが分かります。
イェジの次の夢を聞いたコーチが、素直に「素敵ね」と言った短いセリフも感動的でしたよね。
間違いなく最高のコーチです!!!!
母も強し
次に紹介するのはスンワンの母の名言!
自主退学をするという決定を聞いたスンワンの母が、スンワンにかけた言葉です。
柔軟になることも学ばなきゃ。
闘うだけじゃ生きていけない。
휘어지는 법도 알아야 돼, 승완아.
부러지는 법만으론 세상 못 살아.
この言葉を聞いたスンワンが"分かってるけど、まだそれができない。ごめんなさい。"と泣く姿に私も号泣しました…
大人である先生にも警察にも失望してしまったスンワンにとって、否定せずに受け入れて味方になってくれたお母さんの存在はどれほど救いだったでしょうか。
次の日にはバチバチにきめたお母さんが職員室に乗り込んでいくところもかっこよすぎましたよね!まさに、この母にしてこの娘あり!!
この一連のシーンを見て、私はきっとスンワンのお母さんも、むかしスンワンと同じように闘った経験があるのではないかなと思いました。
今度も私が正しい
次に紹介するのはスンワンとジウンの感動的なシーンから!
自主退学することに決めたスンワンに対して、考え直してほしいと言うジウン。
学校の屋上で2人が話すシーンです。
ジウン:君の言うことはいつも正しいけど
今回は間違えてる
と泣きながら言うジウンに対して
スンワン:泣かないで
今度も私が正しい
문지웅 울지 마.
이번에도, 내가 맞아.
と笑顔を見せて言うスンワン
ジウン:君の弱点は僕を友達にしたことだ
네 유일한 약점은, 나를 친구로 뒀다는 거야.
スンワン:笑わせないで
だからあなたと友達に
おかげで毎日が楽しかった
ジウン:楽しいか?これが?
スンワン:うん。あなたと一緒に楽しみ続ける
웃기고 있네.
난 일에 휘말리려고 너랑 친구 하는 거야.
너 아니였음 진작 세상 떴어, 재미없어서.
난 계속 재밌을 거야, 너랑 같이.
チ・スンワンーー!!!!
この2人の友情に涙した方も多いのではないでしょうか?私もです!!
スンワンとジウンの友情が尊すぎる!
どの言葉も捨てられず長くなってしまいましたが、本当はこのシーンの言葉を全て引用したいくらいです…。
ジウンの罪悪感にも共感できますよね。
"君の(唯一の)弱点は僕を友達にしたこと"という言葉選びのセンスが好きです。
それにしてもスンワン!かっこよすぎます!尊敬しかないです…
"今度もあなたが正しい"と全力で言いたいです!
二十四、二十
最後に紹介するのは、衝撃のラストシーンからです!
1999年の年越しを一緒に迎えることになったヒドとイジン。
テレビで新年のカウントダウンを見ながら、年が変わる瞬間にヒドはイジンにキスをし、同時に鐘の音が鳴り響きます。
19歳の時にしたキスが 20歳で終わった
新しい年を迎え 2000年になった
私も新しく変わってみたかったようだ
열아홉에 시작한 키스가 스물에 끝났다.해가 달라지고 세기가 달라졌다.
나도 무언가 달라지고 싶었나 보다.
視聴者さんによっては「二十五、二十一」待望のキスシーンだったかと思います。
"19歳の時にしたキスが 20歳で終わった"この言葉選びのセンスが天才すぎませんか!!
美しいキスシーンをさらに彩る美しい名言です!なによりも初めてのキスがヒドからというのが良い!
当時は1999年から2000年に変わる時に、地球が滅亡するというウワサが広がっていました。
ヒドが“もしかしたら地球が滅亡するかもしれない”、"2人でいられるのは最後かもしれない"という思いでしてみたキス。
「滅亡前にやりたいことは?」というイジンの質問にヒドは「特にない」とも答えましたが、10秒前のカウントダウンの時には決心しているような表情でした。
結果、地球は滅亡せず、2000年になり、20歳を迎えた。
20歳になったら本当の大人になると宣言していたヒドは、文字通り新しく変わってみたかったようです。
13話「二十五、二十一」名言
勝負師ユリム!
イジンのことを考えてしまいフェンシングに集中できないヒド。
ヒドは「失うのが怖い、告白して失敗した」とユリムに相談します。
ユリム:告白は賭けだよ 手に入れるか失うか
ヒド:だけど手に入れても結局 失うんじゃ?永遠じゃないし
ユリム:永遠じゃないから 失うとつらくて苦しい
でも一度は手に入れた それが大事よ
원래 고백은 도박이지.다 잃거나 다 가지거나.
근데 가지는 것도 결국엔 잃게 되는 거 아닌가?
영원한 건 없잖아.
영원한 게 없으니까.
잃으면 뭐, 아프고 힘들겠지?
그렇지만 가져 봤잖아. 그게 중요한 거지.
12話の最後でヒドは勇気を出してキスをしてみましたが、イジンには断られるような形になってしまいました。
”告白は賭けだよ“とハッキリいうユリムはさすが勝負師!という感じがしますよね。
ですがこの一連の会話が、結ばれたとしてもそれは’永遠じゃないもの‘と強調しているようにも感じます。
”一度は手に入れた それが大事“という言葉もそうです。
イジンとヒドの関係を暗示していないといいのですが…
イジンの覚悟
次に紹介するのは、イジンの愛の名言です!
ヒドに「少し距離を置こう」と言って家の中に入っていたイジンに対して、ヒドは泣きながら「一歩たりとも離れないで」と叫びます。
この言葉を聞いていたイジンは、ヒドの元に戻ってきたキスをします。
その後にイジンが言った名言です。
イジン:まいったな
よし こういう"愛"もしてみよう ヒド
お前とできることは 全てやる
覚悟しろ
미치겠다.그래, 이런 사랑도 해 보자, 나희도.
너랑 할 수 있는 건, 다 해볼 거야.
그러니까 각오해.
この雪のシーン!静寂のなかで2人の声だけが響くとても緊張感のあるシーンで、思わず息が止まりそうになるほどでしたよね!
イジンはこれまでヒドへの愛を伝えてきましたが、"記者と選手"、"高校生と大人"という一線を守るために踏み出せずにいました。
このキスの前にイジンは、"(ヒドに)揺れていたかったことは失敗だ、少し距離を置こう、俺たちは何でもできたからやってみよう"と、ヒドをハッキリと突き放すようなことまでも言っています。
しかしその後のヒドの切実な思いを玄関越しに聞いていたイジンは、そこで"覚悟"を決めたのでしょう。
今回はイジンからキスをし、"距離を置いてみよう"から一変、"こういう愛もしてみよう"という言葉になりましたね。
"こういう愛"とはもちろん、キスをするような恋愛の"愛"。
これまでイジンがヒドに向ける愛は、あくまでもプラントニックな"人類愛"のようなものとしていましたが、揺れて揺れて、やっと覚悟ができたようです。
やっっっと聞けたこの一言に、歓喜したファンの方も多いのではないでしょうか!
どうやら私たちも"覚悟"しなければいけなさそうですね…。
14話「二十五、二十一」名言
ジウンの本音
ユリムが出国すると当日知ったジウンは、運転の恐怖も忘れて空港まで車を走らせ、出国前のユリムの元に到着します。
ジウンはこれまで言えなかった本音をユリムに話し、最後にプレゼントであげたロシア語の会話集を覚えたかと聞きます。
ユリム:私にはムンジウンという彼氏がいます
나는 남자친구가 있어요.그의 이름은 문지웅입니다.
ユリムはちゃんとロシア語で暗記していました。
シンプルな言葉ですが、2人の関係と感動的なシーンを彩る特別な一言になりましたね。
ユリムがロシア語でこの言葉を言ったあとに、ジウンがキスをするのもタイミングが最高で…
スンワンの家でロシア語の会話集をプレゼントしてその場で朗読してみた時とは違い、このシーンでは2人にとって特別な意味を持つ一言になりました。
初めてジウンが"他の男と付き合うな"と本音を言ったこともあり、この一言は2人の関係を約束する指輪のような言葉になったと思います。
(指輪は言い過ぎたかな…笑)
世界中の2521ファンが荒れた衝撃の一言
次に紹介する一言は、名言というより衝撃の一言として残しておきます。
時は2009年、キャスターになったイジンが、金メダルを獲得したヒドに画面越しにインタビューをするシーン。
イジン:遅くなりましたが
ご結婚おめでとうございます
그리고 늦었지만 결혼 축하드립니다.
나희도 선수.
えええ?!となったのは私だけではないはず!
14話はこの一言に全てをもっていかれましたね!!笑
つらいシーンの続いた14話の最後に大きな一言を投下し、世界中の2521ファンの間でも衝撃が走りました。
私もこの言葉を聞いて混乱する中で、イジンは平然と「では次です」って言うので、「ちょっと待って!」と慌ててしまいました笑
ヒドの娘ミンチェの父は誰なのか?ヒドは誰と結婚したのか?というのは1話からの謎でしたね。
このシーンもペク・イジンキャスターと、金メダリストのナ・ヒド選手という関係で話していた会話だったので、"ヒドはイジンと結ばれていないということ?"という混乱の声や、"あえてこういう風に言ったはずだ"という言葉の裏を考察する声も見られました。
私もイジンの表情が気になっています…。
果たしてこの一言にどんな意味が隠されているのか?ヒドの結婚相手は誰なのか?
15話、16話も一緒に見守りましょう!
「二十五、二十一」はセリフが天才すぎる!!
ここまで韓国ドラマ「二十五、二十一」の名言を紹介してきました!
私自身も韓国語の勉強もしたかったので、日本語と韓国語で紹介しています。
9話からの後半戦はとくにイジンの愛の名言が多かったような気がします。
”虹は要らない“、“こういう"愛"もしてみようこういう”…他の韓国ドラマでは聞いたこともないようなセリフばかりなので、韓国ドラマファンにとっても新鮮ですよね!
また、「二十五、二十一」では現実をしっかり描くので、つらい時に思い出したくなるような名言もたくさんあります。
みなさんは「二十五、二十一」の中で、誰のどの名言が心に残っていますか?
ぜひお気に入りの名言を見つけてみてください!