私はワーキングホリデーでオーストラリアのメルボルンへ1年間行ったのですが、なぜか周りは韓国人の友達ばかりで気づいたら韓国語を習得していました!
アンニョンハセヨしか知らなかった私が、半年ほどで韓国語の基礎を習得し、会話の内容が分かるまでに成長しました。
優しい韓国人の友達と偶然手に入れた韓国語環境のおかげなのですが、自分でもオーストラリアで韓国語を習得するなんて思ってもいなかった…
今回はそんな韓国人に囲まれてオーストラリアで生活した私の経験をみなさんにシェアしながら、会話の中で覚えた韓国語の勉強法も紹介していきます!
- オーストラリアで韓国語を学ぶことになったきっかけは?
- ネイティブの赤ちゃんのように聞いて覚えた韓国語勉強法!
- オーストラリアで第3言語を習得できた4つの理由!
- オーストラリアのワーホリがきっかけで韓国に出会えた
オーストラリアで韓国語を学ぶことになったきっかけは?
まず私がオーストラリアに来たにもかかわらず、韓国語を習得することになったきっかけからお伝えしますね。
ずばりワーホリでオーストラリアに来てすぐに決めた職場が韓国人ばかりだったからです!
私は仕事を探すときに英語環境ならいいや!と思っていたので、同僚がみんな韓国人でも気にしませんでした。
しかし韓国人の同僚同士は母国語で話すほうが楽なので、店の中では韓国語が常に飛び交い…
最初はみんなが韓国語で何を話しているのか気になり、勝手に心配になることもありました。
また私が会話の場にいると、話の途中で私への翻訳タイムが入るのがちょっと申し訳なくなってきて…
ただ単純にみんなが何を話してるのか知りたい!ついでにトリリンガルになりたい!と思い環境を利用して韓国語を覚えることにしました。
半年後にはシェアハウスの住人も韓国人ばかりになり、ここはオーストラリアだよね…?と疑いたくなるほど、このような経緯で韓国人に囲まれて1年間を過ごしました。
ネイティブの赤ちゃんのように聞いて覚えた韓国語勉強法!
オーストラリアでは仕事場もシェアハウスも韓国人ばかりという環境があり、教科書や本を使わずに韓国語を覚えました!
今思えば言語学習にとってはとても最適な環境で、できることなら英語もこのように覚えたかった…と思うほど。
そんな私が自然とネイティブの赤ちゃんのように韓国語を覚えた勉強法を紹介していきます!
集中して韓国人同士の会話をひたすら聞く
まずはとにかく聞くこと!単語を1つも知らないので必然と聞くことしかできませんでした。
赤ちゃんも親の話す言葉をひたすら聞き続けますよね!
同じように全く意味の分からない言葉で話される会話をただひたすら聞きます。
ただ会話を聞き続けて眺めているだけでも、大体どんなことを話しているのか雰囲気で掴めるようになってくるのです!
同僚が私に翻訳する前に「今どんなこと話してたか分かった?」と聞いてきた時も、会話の雰囲気だけで勘で当てられるようになりました。
会話の中から単語を聞き取る
ずっと会話を聞き続けていると、何度も聞こえてくるような気になる単語がでてきます。
そんな時はすかさず会話の後に「あなたさっきの会話で○○ってよく言ってたけどどういう意味?」と聞きます!
そうすると大抵「え!そんな単語聞き取れたの?!すご!!」と驚かれますし、喜んでどんな意味か教えてくれます。
そうやって自然に使われているフレーズや単語を収集していきます!
直接相手に聞けない時はカタカナで聞き取った単語の音をiPhoneにメモして、後で調べます。
カタカナで適当に打った単語でもネットで調べれば大体ヒットするので大丈夫です。
LINE単語帳もオススメ!
覚えたい単語をメモ帳に貯めていくのも良いですが、LINEで単語帳を作る方法もオススメ!
これは私の実際のLINE画面なのですが、英語日記BOYで知られる新井リオさんの英語勉強法を韓国語に応用しています。
自分1人だけのグループを作って、新しい言葉と例文をストックしていく方法です。
私はデジタル派なのでよく開くLINEに単語帳があると、意識的に見返すことができました。
最初は自分が耳で聞き取ったカタカナも一緒に書いていました。
検索機能ですぐに探し出せるところが便利気に入っています!
覚えた単語を会話中に使ってみる
次に覚えた単語を実際に使っていきます。
これは英語の会話内でも良いです!
例えばシェアメイトの中で「어쩔 수 없어(意味:仕方ないよ)」という言葉が口グセの子がいて、私は韓国語赤ちゃんレベルにも関わらず「仕方ないよ」という言葉を仕入れました。
そして英語の会話中に「仕方ないよ」というべきタイミングで「어쩔 수 없어」を発動します!
すると大体「なんでそんな言葉知ってるの!?」といった反応をもらえます。
そうやって"使うべきところで使えた!"という小さな成功体験を積み重ねて、単語やフレーズを身につけていきます。
オーストラリアで第3言語を習得できた4つの理由!
ここまで紹介したように、私はオーストラリアにいながら韓国語を生活の中で学びました。
基礎が自然と身についたので今度の韓国語能力試験では中級レベルのテストを受けるつもりです。
私がオーストラリアで韓国語を習得できた要因を改めて振り返ってみて、4つの理由を考えてみました!
オーストラリアで韓国人ばかりと生活した
1つはオーストラリアにいながら韓国人ばかりに囲まれて過ごしたこと。
仕事場でもシェアハウスという2つの環境があったこと、日本人が私1人だったのもラッキーでした。
ここでみなさんにお伝えしたいのは、「オーストラリアに行く=オーストラリア人に囲まれるではない」ということ。
私が1年を過ごしたメルボルンならなおさら、道を歩いてもほとんどがアジア人などオーストラリア以外からの人ばかり。
私もオーストラリア人に囲まれる自分を想像していましたが、オーストラリア人の友達は結局2人ほど…なかなか出会えませんでした。
英語を第二言語としている人が多いですし、母国語プラス英語、さらに第三,四言語も話せる人もいます。
中国語やスペイン語など相手の言語を話せると喜んでくれることも多いので、英語以外の言語にもぜひ触れてみてください!
英語で会話できること
オーストラリアで第3言語を習得する良い点は英語で会話できること。
お互いの中間言語があったので質問や説明も簡単でした。
ネイティブから直接教わることができたのも、お互いに英語で話せたからだと思います。
さらに英語で学んだのでより感覚的に韓国語の単語やフレーズを学べた気がします。
時には英語と韓国語を混ぜて話したりすることもして楽しく言葉を身につけることができました。
韓国語の親になってくれた友達の存在
3つ目は私が韓国語の赤ちゃんだと例えるなら、周りの韓国人の同僚やシェアメイトがみんな韓国語の親になってくれたこと。
私が新しい言葉を覚えるなりみんなが「すごい!」「天才か?!」ととにかく驚いて褒めてくれたことも上達できた要因です!
みんなが喜んでくれることが私自身のモチベーションにもなり、ただ楽しく学び続けられました。
そんな韓国語の親である友達の話す言葉を真似したり、毎日ネイティブの発音を聞けたことが良い韓国語の基礎を作る助けになりました。
半年くらい経ったころには韓国語の会話の内容が聞き取れるようになり、会話について反応すると同僚に「え…今の会話分かったの…?」とビビられるほど成長できました。
できなくて当たり前で恥ずかしさゼロ
周りの韓国人の友達が私がほんとうに韓国語の赤ちゃんだと知っているので、間違うことや知らないことが全く恥ずかしくありませんでした!
というのも、オーストラリアだと英語ができて当たり前なので、英語が上手く話せないときはどうしても恥ずかしいと思うことも多かったです。
自分は韓国語の赤ちゃんだと認識して、間違いを恐れないということを無意識にできたことも韓国語の上達を助けたと思います。
オーストラリアのワーホリがきっかけで韓国に出会えた
ここまで私のワーホリの様子と韓国語勉強法を紹介してきました!
私はオーストラリアで初めて韓国語や韓国文化を知りましたが、今ではもうどっぷり韓国文化にハマっています。
たしかに出発前に思い描いていたオーストラリアのワーホリ像とは違います。
それでも英語だけでなく韓国語も習得し、韓国人の友達がたくさんできて本当に良かったなと思っています。
新しい言語を学ぶのは果てなくて気が遠くなりますが、今回の経験のようにネイティブに囲まれた環境で学ぶことはとても理想的だなと改めて感じました。
今でも私は韓国語の勉強を続けていて、1年経った今ではTOPIK5級に合格しました!
これもオーストラリアで作った良い基礎のおかげです。
今回は私のワーホリ実体験を話しましたが、この記事が少しでもこれからワーホリに行く方や、韓国語を勉強している方の参考になれば嬉しいです!
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