大ヒットミュージカル「ハミルトン」がディズニープラスで配信され、ついに日本でも見られるようになりましたね!
「ハミルトン」とは第70回トニー賞で13部門16ノミネートを獲得した大ヒットミュージカル。
リン=マニュエル・ミランダが主演はもちろん、脚本・作詞・作曲を手がけた作品です。
白人ではなく有色人種のキャストが配役されたことや、ラップ・R&B・ヒップホップなどの要素を取り入れた音楽が話題にもなりました。
アメリカやロンドンの劇場に行かないと見ることができなかったパフォーマンスを、日本にいながら何度でも映像で見られることに感動しています!
私もサウンドトラックを繰り返し聴きながら、この日をずっと待ってました。
今回はディズニープラスで見た、ミュージカル「ハミルトン」の魅力や配信情報をお伝えしていきます!
- ディズニープラスで「ハミルトン」の日本語字幕はある?
- ミュージカル「ハミルトン」のあらすじは?
- 映像化されたミュージカル「ハミルトン」の見どころ!
- ミュージカル「ハミルトン」おすすめ曲3選!
- 「ハミルトン」はラップが最高!サウンドトラックは必聴!
ディズニープラスで「ハミルトン」の日本語字幕はある?
ディズニープラス配信での字幕については気になる方も多いと思いますが、やっと!やっと!やっと!日本語字幕がつきました!(2021年11月)
配信当初から日本語字幕は準備中とばかりで…まさに待望の日本語字幕という感じです。
日本語字幕がなくてももちろん楽しめますが、字幕のおかげで早口のラップや歴史背景も理解しやすくなったと思います!
より多くの方にこの感動が届きますように!!
ミュージカル「ハミルトン」のあらすじは?
日本語字幕なしでミュージカルで語られる歴史的なストーリーを全て理解するのは難しいという方も多いはず。私もあの早口ラップを完璧に聞きとれません…。
日本語字幕がついても、先に大まかにストーリーを把握しておきたいという方のために、ここで簡単にハミルトンのあらすじを紹介します!
ミュージカル「ハミルトン」はアメリカ合衆国建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトンの半生をラップやR&B、ヒップホップの音楽で描いた物語です。
アメリカ10ドル札の顔にもなった人ですね!
カリブ海地域で生まれ13歳で孤児となったアレクサンダー・ハミルトンは、アメリカ独立前の1776年にニューヨークに移住。
親友でありライバルとなるアーロン・バーや、独立を目指す仲間たちと出会います。
そしてアメリカ独立戦争中にはジョージ・ワシントンの右腕、副官のポジションに昇進。
イライザ・スカイラーと結婚して息子フィリップが誕生し、第一幕最後にはワシントンから財務長官に任命されます。
「ハミルトン」の第一幕はザッとこんなところ。
アレクサンダー・ハミルトンの生涯は知られていますが、ここでは全てのネタバレはさけておきます。
一度「ハミルトン」を見てから、ネタバレなどストーリーを調べてみるとより理解が深まるはずです。
映像化されたミュージカル「ハミルトン」の見どころ!
ここからはミュージカル「ハミルトン」の見どころを紹介します。
ディズニープラスで映像化されたからこそ分かる、嬉しいポイントもお伝えしていきます!
とにかく近い!キャストの涙や唾まで!?
ミュージカルの劇場だとライブ感はありますが、席が遠いと豆粒くらいの小ささでしか見られないことも…。
今回ディズニープラスで映像化してくれたことによって、とにかく至近距離でキャストの表情を見ることができます。
臨場感たっぷりで特等席からミュージカルを観劇しているような気持ちになれます。
「It's Quiet Uptown」でイライザ役を演じたフィリッパ・スーの涙には心震わされました。
そしてキング・ジョージ3世役のジョナサン・グロフの唾まで見えるんです!
私はここまで見えるのか!とめちゃくちゃテンション上がりました。
みなさんもぜひ細部まで注目してみてください!
口から音源!?キャストとアンサンブルのパフォーマンスに感動
とにかくプロのミュージカル俳優さんだと分かっていても、パフォーマンスのレベルの高さには感動します。
何度もサウンドトラックを聞いてミュージカルを見ても、そのままのクオリティで演じるので驚かされます。
アンサンブルキャストの動きも鮮明に分かり、演出の細かいところに気づけてさらに感動します。
舞台のセットは比較的シンプルなものになっているので、アンサンブルキャストの動きやダンスが重要になってくるのです。
アンサンブルキャストもキレキレで個性的でカッコいいので注目してみてください!
ミュージカル「ハミルトン」おすすめ曲3選!
ここからは、46曲で構成されたミュージカル「ハミルトン」の曲から、サウンドトラックを聞きまくった私のおすすめ曲を3曲紹介します。
ラップがカッコいい「My Shot」
ハミルトンを始めローレンス、ラファイエット、マリガン、バーが歌う「My Shot」
やはりハミルトンといえばラップ!
普段からラップを聞いている方でも、カッコいい!と思えるような楽曲ばかりです。
さらにはミュージカルのストーリーを歌詞で語りながら、韻を踏んだり言葉遊びをしたり…リン=マニュエル・ミランダの才能に圧倒されます。
"I am not throwing away my shot."という歌詞が耳に残る中毒性のあるカッコいい1曲です。
切ない!姉の葛藤と恋心「Satisfied」
アンジェリカが歌う「Satisfied」です。
アンジェリカ役はレネイ・エリース・ゴールズベリイが演じました。
アンジェリカの心情を歌った歌詞がとにかく悲しく切なくて胸を打たれます。
"Rewind"という歌詞の部分で曲はもちろん、舞台上でも"巻き戻し"が行われるんですよね。
自分の気持ちを押し殺しても、姉として大好きな妹の結婚を一押しした彼女の複雑な気持ちを感じる1曲です。
第二の主人公アーロン・バーの「Wait for It」
アーロン・バーの歌う「Wait for it」
アーロン・バー役はレスリー・オドム・Jrが演じています。
R&B調なメロディーとレスリー・オドム・Jrの美声が心地よいです。
ハミルトンのライバルであるバーは性格も対照的で、「My Shot」とは対になる曲といえます。
じっくり絶好の機会を待つ、バーの慎重な性格がよく分かる1曲です。
「ハミルトン」はラップが最高!サウンドトラックは必聴!
ここまでミュージカル「ハミルトン」について紹介してきました。
やっと日本語字幕がついたので、これからもっと多くの方にハミルトンの感動が届くと思うと嬉しいです!
「ハミルトン」はオーストラリア公演もありましたが、日本人キャストでの公演は難しいのではないかなと思います。
なので個人的には、来日公演が叶えば最高に嬉しいです!!
「ハミルトン」のサウンドトラックは、ミュージカルのオリジナルキャスト版はもちろん配信中。
また「ハミルトン・ミックステープ」というアルバムも配信中。
このアルバムではアッシャーやシーアなど、人気アーティストがハミルトンの曲をカバーしているんです!
「ハミルトン」を見ようか迷っている方は、まずサウンドトラックからチェックしてみてください!
最近はとくにHuluの作品もディズニー+の作品も楽しめる、Hulu | Disney+ セットプラン も話題です。
私は「ハミルトン」 目当てで登録しましたが、見逃していたディズニー作品をたくさん楽しむことができました。
ぜひみなさんも、大ヒットミュージカル「ハミルトン」の感動を味わってみてください!