Netflixのリアリティ番組「Queer Eye(クィア・アイ)」を知っていますか?
簡単に説明すると依頼人を大変身させるリアリティ番組ですが、日本の変身番組とはちょっと違います。
この番組を見たら感動して涙を流し、心が温まってポジティブな気持ちになれます!私にとっては世界で一番好きなTV番組になりました。
今回はそんな私のオススメ番組「Queer Eye(クィア・アイ)」を、キャストや見どころを含め大きな愛を持って紹介します!
Queer Eye(クィア・アイ)とは
Queer Eye(クィア・アイ)は、2003年から放送された「Queer Eye for the Straight Guy(原題)」のリブート版になります。
Netflixで2018年から新キャストで配信され、第70回プライムタイム・エミー賞で3部門を受賞している人気番組。
2018年から4年連続でエミー賞にノミネートされるという、まさにエミー賞の常連番組にもなりました!
5つの分野のエキスパートであるファビュラスなゲイ5人組、通称ファブ5(Fab5)が迷える依頼人の内面も外見も大改造しちゃう番組です。
2022年時点でシーズン6まで放送されており、なんと2018年には日本を舞台にした「クィア・アイ in JAPAN」も制作されました!
Queer Eye(クィア・アイ)のキャスト・メンバー
Queer Eye(クィア・アイ)に出演する「ファブ5(Fab5)」の名前の由来は、"素晴らしい"という意味の単語fabulous(ファビュラス)から来ています。
そんな素晴らしく魅力的な5人、ファブ5(Fab5)のメンバーをご紹介します!
アントニ・ポロウスキ(Antoni Porowski)
アントニはクィア・アイのフード・ワイン担当
出身:カナダ
年齢:34歳
シェフとしての活動以外にも俳優として海外ドラマ「ブラックリスト」や短編映画に出演経験があり、その甘いルックスでモデルとしても活動しています。
なんといってもイケメン!!それでいて涙もろいキュートな面もあるので、老若男女問わずみんなをトリコにしてしまいます。
番組内では普段キッチンに立つことのない素人でも、簡単に作れるおもてなし料理を提案し、料理をすることが好きになるように工夫して楽しませてくれます。
私もクィア・アイの1話で登場した「ワカモレ」を実際に家で何度か作ってます!
タン・フランス(Tan France)
タンはクィア・アイのファッション担当
出身:イギリス出身のパキスタン系
年齢:35歳
ファッションデザイナーとして、2011年に婦人服ブランド「Kingdom & State」を設立。
番組内ではどんな体系の人もおじいちゃんでも見事にオシャレに変身させます。
自分の家にいてほしいくらい、いつもオシャレで優しく安心感のある人です。
自分のセンスを押し付けるのではなく、その人のお財布にあったお店に連れていって、着心地が悪くないかを尊重してくれます。
オシャレに無頓着な人にもちゃんとコーディネートのコツを伝授して、1人でできるようにしてくれるんです!
タンがクィア・アイの中でクロックスのことを「人生を諦めた人の靴」と言っていたのが名言すぎて、私もクロックスは履かないと決めました笑
自分らしい生き方を語った著書「僕は僕のままで(Naturally Tan)」も出版しました。
ここらは追記になるのですが…
なんと2021年にタンは子どもを授かりました!!いやー、めでたい!
代理母出産で無事に子どもを授かったという知らせを見て、私も涙がでました!
タンは2008年からロブ・フランスさんと交際し、結婚しました。
クィア・アイでは結婚生活を経験しているタンだからこそできる、アドバイスもしていましたね。
タンならきっと素敵で愛のある親になれるはずです!
カラモ・ブラウン(Karamo Brown)
カラモはクィア・アイのカルチャー担当
出身:アメリカ
年齢:38歳
テレビ番組の司会として、「Huffpost Live」「Access Hollywood Live」「Are You the One: Second Chances」で番組制作や司会を務めています。
2004年のリアリティ番組「The Real World:Philadelphia」でデビューし話題になりました。
ソーシャルワーカーとしても10年働き2人の息子のシングルファザーです。
番組内では依頼人の悩みを寄り添うように聞き出して、悩みの根源から解決してくれます。
お別れの時には依頼人に粋なプレゼントを用意していたりと、大人の魅力と教養を兼ね備えていてお父さんになってほしいメンバーNo.1です!
ボビー・バーク(Bobby Berk)
ボビーはクィア・アイのインテリア担当
出身:アメリカ
年齢:37歳
インテリアデザイナーとして自社ブランド「Bobby Berk Interiors + Design」を運営しています。インテリアデザインでは多くの賞を受賞した実績の持ち主。
番組内では依頼人の家を大変身させていて、同じ家とは思えないほど家をまるごと大改造してくれます。
依頼人の好みや希望に合わせたテイストで、プロならではの細かい気づかいが隅々まで行き届いているので、毎回ボビーのアイデアに圧倒されてしまいます。
ボビーの仕事量はきっとハンパないのですが、番組内ではその過程が少ししか映らないのが少し可哀想です…笑
ジョナサン・ヴァンネス(Jonathan Van Ness)
出身:アメリカ
年齢:31歳
美容師としてロサンゼルスでは「MoJoHair」と「Stile Salon」、ニューヨークでは「Arte Salon」で働いています。
美容師だけでなく海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を要約して紹介する番組「Gay of Thrones」や、ポッドキャストでは「GETTING CURIOUS WITH JONATHAN VAN NESS」という番組でホストをしています。
ジョナサンの陽気なキャラクターはみんなを笑顔にします。みなさんも見た瞬間に「あ!この人好き!」ってなるはずです!
本当にキュートでユニークで、いつもありのままの姿に自信を持っているジョナサンの姿は尊敬するし、いつもジョナサンのようにポジティブでいようと思わせてくれます。
番組内でも依頼人のボサボサだった髭や髪をキレイに大変身させて、男性が不慣れなスキンケアの方法も伝授し、毎朝少しでも自分のために時間を使うようにすすめます。
私自身もいつも心にジョナサンを飼うようにして、ポジティブな精神を保っています。
過去の体験を赤裸々に語った自叙伝「Over The Top(邦題:どんなわたしも愛してる)」も出版しました。
そしてまためでたい追記が!
ジョナサンも2020年にパートナーのマークさんと結婚しました!
交際していることをSNSで公言していなかったので、驚きとともにこちらも幸せな気持ちでいっぱいになりました!
Queer Eye(クィア・アイ)の見どころや魅力は?
依頼人の外見も内面も魔法のように変えてしまうFab5の匠の技に圧倒されるのはもちろんですが、何よりも毎回エピソードに感動して泣けるんです!!
変身して生まれ変わった依頼人さんや家族はもちろん、それを見ているFab5も泣いているので視聴者の私たちも涙なしでは見られないんです!
Fab5は依頼人の問題に対して否定するのではなく、ありのままを受け入れて肯定したうえでアドバイスをしてくれます。
アドバイスは個人の意見を決して押しつけず、依頼人に合わせて的確に伝えてくれるんです。
私のような自己肯定感の低いタイプの人たちには、すごく救われる名言がたくさん出てきます。
私自身手抜きにしていた私生活も、クィア・アイに影響されてポジティブに変わりました。
例えば「アントニを見習って料理してみよう」とか「こんな服装だったらタンになんか言われるかも」とか「ジョナサンだったらこんな時、なんて言ってくれるかな」とか…笑
Queer Eye(クィア・アイ)を見ることはすごく幸せな体験で、自分もポジティブになれるので、世界で1番好きな番組になりました。
現在Queer Eye(クィア・アイ)は、すでにシーズン5と特別編の「Queer Eye in JAPAN」が放送されています。
特に「Queer Eye in JAPAN」は日本人だからこそ共感できる部分が多く、日本人なら絶対に見てほしいエピソードばかりです!
1話は約45分と気軽に見られる長さなのも良いポイントですよね!
5人全員が素晴らしく魅力的なキャラクターなので、とにかくシーズン1の1話だけでもぜひ見てみてください!!
ファンの方はオフィシャルブック「Queer Eye LOVE YOURSELF LOVE YOUR LIFE」もおすすめです!